登山

【高評価!Trail Bum】トレイルバム ビッグタートルを徹底レビュー【ULの第一人者 土屋さん監修】

こんにちはkonです。

今回は、最近ヘビロテで使い倒している、ULバックパックの「Trail Bum Big Turtle(トレイルバム ビッグタートル)」を紹介します。

このバックパックは登山だけでなく、街での使用にも適しているので、本当に購入してよかったお気に入りギア!

今回は、その魅力を存分にお伝えします!

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トレイルバム ビッグタートル(Trail Bum Big Turtle)とは?

トレイルバムとは、東京にある人気アウトドアショップ「ハイカーズデポ」オーナーの土屋さんが監修のもとに誕生したブランド。

トレイルバムの「Bum」とは、「何かに熱中する」とか「没頭する」みたいな意味のようで、まさにトレイルの夢中になる人にピッタリなブランドと言える。

そんなトレイルバムの中でも、人気のザックが「ビッグタートル」。

15L前後という、容量のザックは、ほとんどトレラン用のものが多く、ハイキング用のものはなかなか見当たらない。

そこで、ハイキング用でも使える、シンプルで、ミニマルで、ウルトラライトな「ビッグタートル」が誕生したようです。

公式HPにある「誰もが肩肘張らずに気軽につかえる容量とデザイン」というワードが気にお気に入り。

Big Turtle(ビッグタートル)の特徴

  • 街にも馴染むシンプルなデザイン
  • マチの作りが薄い
  • 背負いやすい幅広のショルダーベルト
  • 背面メッシュがオシャレ

街に馴染むシンプルな作り

ミニマム思考のハイカーにオススメな最小バックパック

良くいえば、作りがシンプルで無駄がなく、悪くいえば、装飾がなく地味。

とにかくシンプル。

だからこそ、街にも溶け込む。

無駄をとことん削ったビッグタートルは、本当に尖ったバックパックである。

玄人が好むザック

どちらかといえば、初心者向けというより、玄人向けのバックパックであるという印象

登山の経験を積み、その経験からトレイルで生き抜く知識を手に入れ、道具の使い方を覚え、快適に歩くためには荷物の軽量化が必要であることに気づき、実践し、トレイルバムの良さに気づく。

勝手にそんなイメージを持っています。

マチのないザック

バックパックなのに、マチがほとんどない。

封筒みたいな作り。

マチがないって、一見するとデメリットに感じるけど、実はこれがメリット。

マチが薄いことで、荷物が少ない日帰り登山でも、パッキングが綺麗にできる。

(※メッシュポケット下部にはマチあり)

大型の背面メッシュが今どき

特徴的な大型の背面メッシュポケットも使いやすい。

メッシュポケットがあるだけで、オシャレ感UP。

トレイルバムは「いいところ」と「悪いところ」を併せ持つ、ハイブリットなザック。

そんなビックタートルが可愛くてお気に入り。

ビッグタートルの個人的評価

忖度なしでお伝えすると、使用するシーンは限られるが、使い勝手の良いオシャレで使いやすいバックパック、といった感じです。

ウルトラライトを極めている人にとっては、もっと使い所があるのかもしれませんが、凡人ハイカーの僕にとっては、日帰り登山での使用が限界。

もしくは、頑張って山小屋泊。

そもそもマチが薄いので、荷物もあまり入らないんですけどね。

ビッグタートルのメリット

  • ザックの形状が唯一無二
  • 少ない荷物でもキレイな形状をキープ
  • 背面メッシュがオシャレ
  • 街でも使えるシンプルなデザイン
  • 縫製箇所が少ないので壊れにくい
  • 価格が良心的

ビッグタートルのデメリット

  • 荷物が多いと型崩れを起こす
  • 背中に当たる部分が蒸れる
  • ドリンクボルダーがない

ビッグタートルの各部の詳細

 ・生地は2種類ある
 ・トップはロールトップ
 ・ショルダーベルトは薄いが幅広
 ・背面メッシュはハードメッシュ 伸縮性はない
 ・中はシンプルな一気室
 ・中に簡易的な背面パッド
 ・ロゴのデザインと位置が素晴らしい!

2種類の生地タイプがある

・BIG TURTLE SPECTRA ¥11,880

・BIG TURTLE ¥10,780

ちなみに、僕が使っているものは「スペクトラ」というタイプになります。

スペクトラのタイプの値段は、通常のナイロンタイプより、1,000円くらい高くなりますが、生地が丈夫で、ハリがあるので、とても気に入っています。

特徴的な格子柄もとてもオシャレ!

「スペクトラ」タイプとは

通常タイプのナイロン生地よりも、耐摩耗・耐衝撃性に優れている。超高分子量ポリエチレン繊維「スペクトラ」をリップストップにしたナイロン素材を使用したバージョン。

荷物の投入口はロールトップ

荷物の投入口はロールトップ式。

ロールトップ式は、荷物に量に応じて可変できるので、めっちゃ便利!

個人的にロールトップが大好きなので、この仕様は高評価です!

荷物の投入口には、コードが付いていて、引っ張ることで、巾着のように絞ることもできます。

↑絞るとこんな感じ。

幅広のショルダーベルト

ビッグタートルのショルダーベルトの幅は、約6.5cmくらい。

山と道のTHREEのショルダーベルトの幅を測ったら、同じ6.5cmくらいだったので、ミニマムなザックなのに、幅広なショルダーベルトだということが分かります。

↑全体を見るとこんな感じ。

シンプルながら、幅広のショルダーベルトなので、食い込みがなく背負心地が良い。

大型の背面メッシュポケット

ザック本体に対して、背面メッシュポケットはかなりデカい。

背面メッシュの下部の両サイドに、マチが作られているため、伸縮性のないハードメッシュを使用しているが、荷物は十分に入ります。

(※本体に荷物を詰めすぎると、メッシュポケット側が圧迫されるため、パッキングの際はバランスが重要)

↑下部の両サイドにマチがあります。

背面メッシュポケットの投入口は、ドローコードを引くことで、締めることもできます。

中はシンプルな一気室

ザック本体の中は、シンプルな一気室。

ビッグタートルはとにかく「シンプル」なのが◎。

簡易的な背面パッド付き

↑背面パッドは、こんな薄いマットが一枚入っているだけ。

なんでこのマットにしたのだろう・・・本当にペラペラで、お世辞にも良い背面マットとは言えない。

なので、僕は自分でマットを変えました。

↑このマットは山と道のTHREE(スリー)に最初からついていた背面マット。

厚みが全然違いますよね。

3倍以上の厚みはあります。

もう使っていないマットだったので、ビッグタートルに入る大きさにカットして入れたら、背面がかなりしっかりして、超いい感じ!

背面パッドが余っている場合、交換することで、より背負いやすさがUPしますよ!

自分で厚めの背面パッドに変えることで、背負心地UP!

ロゴがシンプルでカッコいい!

トレイルバムはロゴまでシンプルでカッコいい!

しかも、ロゴの付いてる位置がニクイ!

背負った時にさりげなく見えるってのがいいですね。

主張しすぎていない感じが、個人的に好きなポイント!

ロゴに込められた思いとは

出典:トレイルバム公式HPより

トレイルに根付く文化は特に、北米にある長く歩くための道『ロング・ディスタンス・トレイル(ロングトレイル)』を舞台に、それを歩く行為『ロング・ディスタンス・ハイキング(ロングハイキング)』の中で成熟してきました。それらロングトレイルには 「Blaze(ブレイズ)」とよばれる道標があります。トレイルを進む者たちはブレイズに導かれるように進み、旅を続けていきます。ゆえに、ブレイズはトレイルカルチャーのシンボルでもあるのです。

トレイルバムのロゴは、ブレイズの形をモチーフにしています。デザインを構成するラインは〈繋がっていく〉〈続いていく〉という思いを込めて「トレイル」を表現しています。この一歩があの道に繋がっている。そんな思いとともに日々を過ごすトレイルバムたちの心をこのロゴに込めています。

トレイルバム公式HPより

Big Turtleを背負うとこんな感じ

背負うとこんな感じです。

山と道のザックみたいに体の上の方で背負うのではなく、このくらい落とした感じで背負うと、リラックスした感じでカッコいいです。

スペクトラ生地が大好きなので、ビッグタートルは本当にお気に入りのザックです♪

↑正面から見るとこんな感じ。

街でも違和感なく使えるシンプルなデザインがいいですね!

↑僕は16インチのMac Bookを持ち運ぶために使ったりもしています。

日常使いにも丁度良い大きさなんですよね!

荷物が多い時は、スタッフバッグを活用してBig Turtleをカスタマイズ!

ビッグタートルは、容量が13〜19Lと小さい上、本体にマチがないので、荷物をパンパンに詰めると、ザックの形がまん丸に膨らんでしまいます。

そうなると、めちゃくちゃ背負いにくいので、過剰に荷物を詰め込むのはオススメできません。

もし、荷物が多くなる場合は「スタッフバッグ」を取り付けて容量UPさせるのがオススメ。

↑こんな感じで、トップのコンプレッションベルトでスタッフバッグを取り付けます。

外付けする場合にオススメのスタッフバッグは「山と道」のスタッフバッグです。

↑山と道のスタッフバッグ本体には、上の写真のようなループが付いているので、そこにコンプレッションベルトを通すことで、スタッフバッグのズレや落下を防ぐことができます!

山と道 Stuff Pack XL(スタッフバッグ)の特徴

  • 防水性と耐久性に優れたX-Pac生地
  • バックパックへの確実な装着を可能にするデイジーチェーン
  • 水や埃の侵入を防ぐ巾着内側のフラップ

Trail Bum Big Turtle(トレイルバム ビッグタートル)のスペック

重量

レギュラー:280g
スペクトラ:310g

容量

13L – 19L

素材

・レギュラー
 100d ripstop nylon
 :PU(ポリウレタン)コーティング
 :テフロン®撥水加工

・スペクトラ
 200d Spectra grid stop nylon
 :TPU(熱可塑性ポリウレタン)コーティング
 :撥水加工

価格

レギュラー ¥10,780
スペクトラ ¥11,880

ビッグタートルはどんな人にオススメ?

オススメできる人は

  • 日帰りで使えるザックを探している人
  • 山、街、兼用で使えるザックがほしい人
  • 人と被りたくない人
  • リーズナブルなULザックがほしい
  • 軽量でミニマムなザックが欲しい人

特に人と被りたくないって人にはオススメです。(山と道のザックほど、使っている人が多くはないので)

それに、これだけオシャレなザックなのに、値段がお手頃っていうのも嬉しいですね!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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趣味が登山の健康マニア。天気がいい週末は大体どっかの山にいます。オシャレが好き、キレイ好き、だけどズボラな40代会社員