こんにちはkonです。
今回は韓国初のアウトドアブランド「CAYL」より2023年5月に発売された「Fanny Pack」を徹底的にレビューをしていきたいと思います。
CAYL(ケイル)とは

CAYLとは、2015年から開催されている国内最大規模のアウトドア展示会“Off the Grid”に出店したことで、大注目となったアウトドアブランド。
ブランド名の「CAYL」は「Climb As You Love」の頭文字をとっており、読み方は「ケイル」。(Climb As You Loveを翻訳したら「好きなように登る」と出ました)
主に、トレラン・ハイキング・登山に特化したギアを手掛けており、オシャレなデザインのアイテムが多い。
2023年現在も目が離せない注目のブランド。
Fanny Pack(ファニーパック)とは

「Fanny Pack」とは、2023年5月にCAYLより発売されたウエストパック。
ウォーキングやハイキング、または自転車に乗るときに使用するのに最適なウエストパック。
ウエストパックには珍しい「ロールトップタイプ」なのも、Fanny Packの特徴。
Fanny Packの個人的評価
Fanny Packの個人的評価としては、10点満点中、8.5点の高評価!
これはあくまで、僕のライフスタイルと使い方によるものなので、参考程度にとどめていただければと思います。
個人的には、ドリンクホルダーのホールド力が、もうちょっと強かったら良かったな・・と思ってしまったので、そこが今回の減点ポイントになりました。
とはいえ、使用するシーンにハマれば素晴らしい使い勝手に変貌するバックパック。
本当に良く考えられていて、実際に使った日帰りハイクでは、バックパックを背負うより、ハッキリ言って超快適。
背中、全開放で歩く山は、めっちゃくちゃ気持ちいい!
Fanny Packはこんなシーンに使える
Fanny Packが活躍するシーン
- ウォーキング
- 日帰りハイキング
- 自転車
- 釣り
- バーベキュー
- キャンプ
Fanny Packのメリット・デメリット
実際に使ってみて感じた「Fanny Pack」のメリット・デメリットを紹介します。
Fanny Pack(ファニーパック)のメリット
メリット
- 上半身が開放的
- 可変できるロールトップ式
- ポケットが多いので荷物管理がしやすい
- ULらしい背面メッシュがオシャレ
- シンプルにデザインがカッコいい
Fanny Pack(ファニーパック)のデメリット
デメリット
- 走るシーンでは使いずらい
- 値段が15,000円超えと高め
※価格は2023年5月時点
Fanny Pack(ファニーパック)のスペック
- 生地:CAYL GRID ※ (Nylon 88% UHMWPE 12%)
- メッシュ:Stretch Mesh
- 容量:約5L(ポケット含む)
- 重量:約266g
- サイズ:ワンサイズ
※CAYL GRIDとは、CAYLオリジナルの生地で、軽量で耐久性があるのが特徴。
ウエストパックにしては、ポケットが多く、5Lと大容量!
両サイドに付いているゴムバンドは、リフレクター効果があるため、夜間でも安心。
Fanny Packをじっくり見てみるよ
Fanny Packの詳細を、隈なく紹介してきます!
Fanny Packの全体像はこんな感じ

↑本体の長さは、約63cm(ウエストの調整ベルトは含まず)
「無骨さ」と「オシャレさ」と「機能性」がいい感じにミックスしていて、個人的にかなり好きなデザイン!
僕は、日帰りの低山で「Fanny Pack」を使うんですが、快適すぎて山歩きがめっちゃ楽しくなります!
ザックで歩く山と、ウエストパックで歩く山は感覚が全く変わります。
ウエストベルトはこんな作り

↑ウエストベルトはこんな感じです。

↑写真のように、2箇所でベルトを調整できるようになっていますが、どちらか一方を締めたり、緩めたりすれば、カンタンに調整することができます。
体に触れる面には、蒸れ防止の工夫あり

↑身体に触れる内側には、特殊な素材が使われており、熱がこもりにくいように設計されています。
背面を触ると生地の中にボコボコした感覚が感じられるので、おそらく、空気の逃げ道が作られているのではないかと思います。
とはいえ、体に密着させる構造のため、運動量が多くなると熱がこもり、蒸れは起こりますが、それに関して言えば、どのウエストパックでも同じです。
メインスペースはシンプルな一気室

↑メインスペースは一気室。
このあたりもULっぽくて、個人的には好きなポイント。
幅広いシーンに対応できるロールトップ

↑メインスペースはロールトップタイプなので、荷物の量に合わせて、可変が可能。
なんだかんだ言って、ロールトップって本当に便利ですよね。

↑荷物が少なければ、こんな感じで小さくロールすればOK!

↑両サイドのバックルでこのように閉じることもできます。
ここまですれば、荷物が飛び出るってことはあり得ないですね。
セキュリティー面もバッチリ!
大容量のメッシュポケットが便利!

↑僕の一番のお気に入りポイントは、この背面メッシュポケット。
一応、ストレッチメッシュが使われているようですが、縦方向にはあまり伸びません(横方向にはしっかり伸びます)
縦方向に伸びない理由は、重たいものを入れた時、だる〜ん、としないため。

↑メッシュには500mlのペットボトルが2本入ってしまうほどの大きさ。

↑こんな使い方はしないと思いますが、ジェットボイルもスッポリ入っちゃいます。

↑メッシュポケットが大容量に秘密は、「マチが両サイドに2箇所ある」ことです。
このマチがあることで、大容量のメッシュポケットが実現できているわけです。
山と道のTHREEのメッシュポケットと作りは同じですね。
ドリンクホルダーには注意が必要

↑ドリンクホルダーは両サイドにあります。
500mlのペットボトルが1本入る大きさ。

↑ドリンクホルダーに500mlのペットボトルを入れると、このくらい頭が飛び出します。
なので、落下防止のため、写真のように、ゴムバンドをかけて固定します。
さらに、横に付いているコードで引いてテンションをかければ、ボトルが身体側に寄り、揺れを軽減することができますが、ランニングやトレイルランニングなど、激しい揺れが起こるスポーツに耐えゆるほど、しっかりと固定することはできません。
軽いジョギング、ウォーキング、ハイキングなどに使う分には問題ありませんが、「激しいスポーツ」に使うウエストパックを探しているのであれば、「Fanny Pack」はやめておいた方が賢明です。
サイドメッシュポケットがGOOD!

↑ドリンクホルダーの外側に付いているのが、このメッシュポケット。
これがとにかく使いやすい!

↑実はこのメッシュポケット、マチが2箇所付いているため、見た目はコンパクトですが、それなりに物が入っちゃうんです!
写真のように拳がスッポリ入るほど。(僕の拳の大きさは標準サイズ)
ポケットが多いと荷物の管理がしやすいので、このメッシュポケットは何気に嬉しいポイント。
リフレクター効果があるため、夜間でも安心

↑部屋を暗くして、フラッシュをたいて撮影してみました。
両サイドに付いているゴムバンドは、リフレクター効果のあるものを使っているため、夜間、車のヘッドライトに反応してゴムバンドが写真のように光ります。
夜間のウォーキングに使用することで、安全面UP!
Fanny Packに日帰り装備をパッキング

下記の日帰り装備を、Fanny Packにパッキングしてみます。
- 500mlの水×2本
- 薄手のグローブ
- 日焼け止め
- 行動食
- 手ぬぐい
- ウインドシェル
- ファーストエイドキット&ヘッドライト

↑これらをパッキングしていましたが、メインスペースには、まだまだ余裕があります。
中央のメッシュポケットもスカスカ。
ちなみに両サイドのメッシュポケットには何も入れていません。

↑まだ、全然入りそうなので、ティートンのツルギジャケットを入れてみます。

↑ティートンのツルギジャケット(ハードシェル)も問題なく入っちゃいました!
凄まじい収納力ですね。
Fanny Packを実際に付けるとこんな感じ

↑取り付け位置は骨盤よりちょっと上で固定すると安定します。

↑ドリンクホルダーは使いやすい位置にある。
ただ、ドリンクを取る際、いちいち固定されているゴムバンドを外すのが、若干面倒に感じる。
このあたりは慣れなのかもしれませんが。

↑よく使う日焼け止めや行動食などは、サイドのメッシュポケットに入れるのが良さそう!

↑横から

↑後ろから

↑斜めから

↑手拭いを巻いてカスタマイズするのもいいですね!
Fanny Packはこんな人にオススメ
- 身軽に山歩きをしたい
- 軽い運動の際のバッグがほしい
- オシャレなウエストパックがほしい
- 人と被りたくない
僕が思うFanny Packの印象は「UL(ウルトラライト)なウエストパック」という印象。
なので、「身軽に行動したい」という人にはうってつけのウエストパック。
ウエストパック自体、使っている人が少ないので、「山と道」のように人と被ることはなかなかないと思います。
軽量・メッシュ・ロールトップ
「Fanny Pack」は僕の相棒。
また一緒に山へ遊びにいきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。