登山

【ギアレビュー】ハイパーライトマウンテンギア2400(ウインドライダー)に惚れた!日帰り登山らテント泊まで対応

こんにちkonです。

今回は、ハイパーライトマウンテンギアのバックパックの中でも、一番売れている「WINDRIDER(ウインドライダー)」について書いていきます。

2023年時点でも色褪せない、シンプルで存在感のある男前なバックパックなので、興味のある人は、購入の前に参考にしてみてください。

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ハイパーライトマウンテンギアとは

Hyperlite Mountain Gear(ハイパーライトマウンテンギア)は、2010年にアメリカ東海岸のメイン州で誕生。

1990年代のUL(ウルトラライト)の思想を軸に、軽量で、強度があり、水を通さないキューベンファイバー(DCF)という素材を使用し、主にバックパック、シェルター、スタッフサック等を製造しているアウトドアブランド。

WINDRIDER(ウインドライダー)とは

ウインドライダーは、ハイパーライトマウンテンギアの創業当時から変わらない人気のバックパックで、数々の賞に輝く「HYPERLITE MOUNTAIN GEARの顔」ともいえるアイテム。

山でも、一番良く見かけるのが、この「ウインドライダー」。

快適に背負うことができる重量は、9kg〜18Kgとなっているため、テント泊や長期縦走でも十分使用可能なスペック。

荷物が少ない時は、取り外し可能な背面ステーを外して使うことも可能。

WINDRIDERのスペック

容量:40L

重量:800g(※個体差により若干の誤差あり)
本体:690g / アルミステー:110g

素材:Cuben&Polyesterハイブリット素材

積載重量目安:9kg〜18Kg

カラー:ホワイト or ブラック

僕が使用しているサイズ

僕は身長168cmで、Sサイズを使用しています。

サイズ的に、僕はSサイズが合いましたが、中にはMサイズが合う人もいるので、参考程度に見てもらえればと思います。

背面長の合わないバックパックは、背負いづらかったり、肩と腰への荷重分散がうまくできなかったりするので、試着できるのであれば、試着してからの購入をオススメします。

WINDRIDERのメリット・デメリット

次に、ウインドライダーのメリット・デメリットです。

ウインドライダーのメリット

メリット

  • ロールトップなので、荷物量に合わせて可変が可能
  • バックパック本体が防水素材
  • フレームが入っているので背負いやすい
  • デザインのかっこよさが唯一無二

ロールトップなので、荷物量に合わせて可変が可能

個人的に大好きなロールトップ。

荷物に合わせて、広げたり、縮めたりできる高い汎用性が魅力。

一方では、「ロールトップは面倒臭い」なんて声もあったりしますけどね笑。

ウインドライダーは、サイドコンプレッションベルトが付いているので、少ない荷物の時でも、スリムにパッキングが可能です。

バックパック本体が防水素材

バックパック本体に使用されている素材は、超軽量のフィルム素材で有名なDCF(旧名称 Cuben Fiber)。

ハイパーライトマウンテンギアのバックパックは、非常に優秀な防水素材を使用しており、縫い目もシーム処理(縫い目の防水処理)がされているため、雨でもレインカバーなしで使用することができる。

ですが、ボトムの縫い目に関しては、なぜかシーム処理がされていないため、底からの浸水は考えられる。

そのため、パッキングの際は、パックライナーで防水処理をしておくことをオススメします。

フレームが入っているので背負いやすい

ウインドライダーには、取り外し可能な「アルミステー」が2本、背面に装着されている。

ほとんどのULザックには、簡易的な背面パッドが入っているだけですが、ウインドライダーは、このアルミステーのおかげで荷物が多い場面でも、かなり背負いやすい。

ウインドライダーのデメリット

デメリット

  • 値段が高い
  • 左右のドリンクホルダーが使いにくい
  • 汚れが目立つ
  • トップのマジックテープが微妙

値段が高い

ウインドライダーに限らず、ハイパーライトマウンテンギアのアイテムは全体的に値段が高め。

値段が高い理由は、使っている素材が高いからなんですかね・・・

ちなみにウインドライダーの価格は6万円程。

お店のよって、若干誤差はあるものの、なかなかのお値段になります。(その分、所有欲は半端なく満たされます)

左右のドリンクホルダーが使いにくい

バックパックの左右に付いているドリンクホルダーが個人的にはちょっと使いづらいと感じています。

バックパックを背負っている時に取りにくい感じ。僕の体が硬いだけなのかもしれませんけどね。

その点、山と道のバックパックは、左右に付いているドリンクホルダーが絶妙な高さに付いているため、使い勝手が良い。

なので、ショルダーベルトにつけるドリンクホルダーを買おうか検討中。

汚れが目立つ

僕が使っているウインドライダーのカラーはホワイト。

ウインドライダーの白は使い込むほどに汚れていきます。

「汚れるのがイヤ」って人は、ホワイトより、ブラックの方がよいでしょう。

ですが、使い込んで汚れた白ってめちゃくちゃカッコいいんですよ!

僕はまだ、そこまで使い込んでいないので、ドンドン使い込んでいきたいですね。

トップのマジックテープが微妙

ロールトップを閉じる、トップの部分がマジックテープの仕様になっている。

山と道のスリーみたいにジッパーになっていれば、パッキングの際に洋服がマジックテープに引っかかったりすることもなかったのに・・・

なぜマジックテープ仕様になっているのか、分かりませんが、個人的に使いづらいポイントだったのでデメリットとさせてもらいました。

WINDRIDERにパッキングしてみる

1泊2日のテント泊装備をパッキングしてみます。

テントはモンベルのステラリッジテント2型。

軽量なテントにも挑戦したいけど、まだそこまでテントに関しては物欲がない。

でも、「軽い」ってのは魅力ですが・・・

と、話が少しそれましたが、上の写真の荷物をウインドライダーにパッキングしてみます。

はい、テントが重いので、総重量は8kg弱。

1泊2日のテント泊の容量としては、40Lで十分。

実際のテン泊に行く時は、もうちょい食料を積むので、10kgくらいになる感じ。

まだメッシュポケットには全然余裕があります!

WINDRIDERを眺めてみる

せっかくなので、ウインドライダーを隈なく調べてみます。

↑ロールトップの入口の幅は、約49cm。

十分な広さが確保されているので、パッキングもスムーズに行うことができる。

↑本体の長さは、約75cm。

↑背面から。

背中にあたる部分も、バックパック本体と同じ素材を使用しているため、本体内部に汗や、雨が入る心配がない。

↑腰にあたる部分に関しては、薄いクッション素材が縫い付けてある(防水生地の上から縫い付けてあるので、ここからも浸水の心配なし)。

↑ヒップベルトの幅は、約9cm。

このヒップベルトのおかげで、荷物量が増えても安心して背負うことができる。

個人的には、ウインドライダーで背負う荷物は、10kg〜12kgくらいまでが限界に感じます。

もし、それ以上重くなるようなら、ザックを別のものに変えるかな。

↑ヒップベルトポケットにはダイニーマナイロンが使われているため、防水性と強度が保たれている。

ジッパー部分も止水ジップになっている。

↑ショルダーベルトの幅は、約6cm。

位置によって、若干太さが変わりますが、他のバックパックよりも少し細い作りになっている。

ですが、不思議と肩に食い込んで痛い、なんて感じたことはないんですよね。

このあたりは個人差があるかもしれませんが。

↑ショルダーベルトに付いている「Hyperlite Mountain Gear」のロゴもカッコいい!

↑ショルダーベルトの縫い付け部分。

しっかりと縫い付けてあるため、外れる心配はなさそうだ。

↑ショルダーベルトの裏。

そこまでクッション性が高いわけではないが、ストレスを感じたことはない。

↑チェストベルト位置の高さを変えるためには、一度ベルトを外す必要がある(上下が縫い付けてあるため)

チェストベルトは、簡単に取り外すことができるので、位置を変えて、外した時と同じ手順で取り付ければOK。

↑チェストベルトのバックルはホイッスルにもなる。

もはや定番。

↑フロントのメッシュポケットには、マチがついているので、たくさんの物を入れることが可能ですが、ヘルメットは入らなかった。

↑メッシュを拡大。

いくつもの細い紐が、組み合わさってできている。

網目状になっているので、引っ張ると少し伸縮する。(メッシュの素材が伸びるわけではない)

↑メッシュポケットの入り口部分には、ゴムが付いている。

このおかげで、中に入れている荷物が落ちづらい。

↑メッシュポケットの底に溜まった水を排出するための穴が1つ、真ん中あたりに空いている。

↑それでは、次にバックパックの中を見ていきます。

↑入り口部分は、マジックテープ仕様。

正直、マジックテープはちょっと使いずらい感があります。

まぁ、この無骨で不器用な感じが、アメリカンテイストでカッコよくもあるんですけどね。

↑本体の中は、ウルトラライトのバックパックならではの一気室。

↑縫い目には、しっかりとシーム処理が施されている。

そのため、雨が降っても、縫い目から浸水することがない。

↑ただし、ボトム(底)の縫い目に関しては、シーム処理がされていないので、完全防水をいうわけではないので注意が必要。

そのため、パッキングの際は、パックライナー(ビニールの袋)を使用して、バックパック内部で防水対策をしておく必要がある。

寝袋など、ダウン製品が濡れると厄介ですからね・・・

↑中の背中側には、ハイドレーション用のメッシュポケットがある。

僕はハイドレーションは使わない人なので、すぐ取り出したいものや、貴重品などを入れるポケットとして使用しています。

↑ハイドレーション用の穴には、雨が侵入しないように、上から生地が被る形状になっています。

ここもマジックテープの仕様になっています。

↑背面には2本のアルミステーが入っています。

不要な時は、取り出すことも可能ですが、ステー自体の重量が軽いので、特に取り出して使う必要はないと思います。

ガチのULハイカーは、「この重量でさえ削りたい!」って思うのかもしれませんが、そこまでやると疲れちゃいますからね・・・

↑アルミステーを取り出してみました。

背中の形に合わせた形状になっています。

このアルミステーのお陰で、荷物が増えたシーンでも、ULザックとは思えないくらい、気持ち良く負うことができています。

Hyperlite Mountain Gear(WINDRIDER)はこんな人にオススメ

これまで、いくつもの登山用ザックを購入し、使用してきましたが、ハイパーライトマウンテンギアのウインドライダーは、とにかく「カッコよくて背負いやすい」です。

特に、DCFのシワシワな素材感と、シンプルで無骨なデザインがたまりません!

カッコよくて、シンプルでオシャレなバックパックないかな〜〜〜〜〜!って思ってる人にウインドライダーは超オススメです。

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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趣味が登山の健康マニア。天気がいい週末は大体どっかの山にいます。オシャレが好き、キレイ好き、だけどズボラな40代会社員