こんにちは!
「山と道」が大好きな登山系ブロガーkonです。
「山と道」の製品はオシャレで、使いやすいので、街でも山でも大活躍!
人が多い山に行けば、必ずと言っていいほど「山と道」のウェアやザックを身につけている人を見かけます。
「人気」と言うことは「製品が優れている」という証拠!

特に、ザックの完成度は素晴らしく、他のULザックより、カラダに吸い付くように馴染みます。
というわけで、僕はいくつか「山と道」の製品を所持している訳なんですが、「山と道はダサい」「山と道は時代遅れ」などと言う、アンチいることも確か・・・
そこで今回は、人気登山ウェアの「山と道」が本当にダサいのか、徹底的に分析をしていきます。
「山と道」の製品はダサいのか?

僕自身が山と道の製品が好きなので、ポジショントークにはなってしまいますが、ダサいなんてことはありません。
数あるガレージブランドの中でも「山と道」のプロダクトはオシャレでかっこいい!
仮にダサいのであれば、インスタでキラキラした山ボーイ・山ガール達が「山と道」の製品を着て、写真の投稿をするわけがありません。
山と道の製品は「絶妙な配色」「街でも使えるカジュアルさ」「快適に過ごせる機能性」の三拍子が揃った素晴らしい製品!
山と道のウェアがダサいと思われる原因
ではなぜ「ダサい」という声があるのか徹底的に分析してみました。
このあたりが「ダサく見える」要因になっているのだと思います。
山と道のウェアはシルエットが野暮ったい?

山と道の製品の中で、ダントツに人気なのが「5-Pocket Pants(ファイブポケットパンツ)」。
パンツの横に付いている「スマホポケット」は本当に便利!
5ポケットパンツは、山と道の代表的な製品であると言っても過言ではないでしょう。
ですが、この5-Pocket Pantsは着こなしかたにより、ちょっとダサく見えてしまいます。(個人的な意見です)
なぜなら、5-Pocket Pantsは、ストレッチ性がない分、ゆったりとした作りになっているからです。
なので、これまで持っていたウェアと合わせた時に、「なんか違う・・・」と思うこともあるでしょう。
トップスと5-Pocket Pantsのバランスが悪い
「山と道」のゆったりシルエットの5-Pocket Pantsを履くのであれば、トップスのバランスも調整する必要があります。
身長:167cm 体重:60kg

↑ジャストサイズのノースフェイスのトップス、パンツは細身シルエットのノースフェイスのアルパインライトパンツ
このコーデの場合、トップスとパンツは共にタイトシルエットのため、バランスは良い。

↑パンツだけ「山と道」の5ポケットパンツに変えてみました。
いかがでしょうか。
トップスが「スポーティ」、パンツが「カジュアル」なシルエットなので、全くダメという訳ではありませんが、違和感を感じます・・・
実は、この野暮ったさは、トップスを変えることにより、簡単に改善できます。

↑トップスをゆったりとした山シャツに変えてみました。
トップスとパンツがカジュアルなアイテムに変わったことにより、統一感があるコーディネートになりましたね。
上のコーディネートの「ブランド」と「サイズ」
- シャツ:アトリエブルーボトル Hiker’s SHIRTS-Lite:Lサイズ
- パンツ:山と道 5-Pocket Pants:Mサイズ
- シューズ:アルトラ ローンピークアルパイン:26cm
今っぽいULスタイルを作るには「トップス」と「パンツ」の雰囲気を合わせてバランスをとることが大事。
そもそもウェアのサイズが合っていない
僕と同じ身長167cmくらいの方であれば、Sサイズがジャスト。
ですが、僕はあえて「SサイズからMサイズにサイズUP」しました。
なぜなら、個人的に「山と道のウェアはゆったり着た方がカッコいい」という結論に達したからです。

↑上の表は「山と道の公式HP」にある「5-Pocket Pants」の推奨サイズの表。
僕の場合、Sサイズ、Mサイズ共に推奨範囲に入っていますが、個人的には「迷ったらデカい方を買え」が正解だと思います。
5-Pocket Pantsで使用している生地は、タスランナイロンをいうストレッチのしない生地。
そのため、ジャストすぎるサイズだと、足上げがしずらくなるため、サイズ選びは超重要!
とはいえ、その人の「年代」「体型」「雰囲気」によって似合う着こなし方は、変わってくるので、初めて「山と道」のウェアを購入する際は、絶対に試着をして購入した方が良いです。
「自分に似合うサイズ」と「トップスとパンツのバランス」に気をつければ、山と道のウェアは絶対にカッコよく着こなせるようになります!
色を使い過ぎたコーディネート
僕はオシャレが好きなので、日々、色やコーディネートの勉強をしています。
そこで学んだことは、「色を使いすぎると、カジュアルさが、子供っぽい雰囲気になる」ということです。
逆に「色が少ないと地味で退屈な印象」になるので、3色でコーディネートを組むのがベスト!
登山で身に着けるものは「キャップ」「トップス」「ザック」「パンツ」「シューズ」「サコッシュ」「タオルや手拭い」など・・・。
パッと思いつくだけでも7点のアイテムがあります。
そのアイテム全てが違う色だと、小学生の遠足スタイルのようになってしまいます。
とくに「山と道」のウェアは、色を使っているウェアが多く、アイテム単体で見ると、とても魅力的に見えます。
そのため、ついつい派手な色を選びがち。
色使いが多いコーディネートになると、ゴチャゴチャしたうるさい印象を与えるため「なんかダサくね?」なんて思われることも・・・
こう言った配色が「オシャレ!」と感じる人もいるので、全否定はしませんが、そう思う人は極少数でしょう。

↑1点1点のアイテムが良くても、組み合わせる配色によっては、チープ感が増し、子供っぽい印象に・・・。
カラフルな配色を取り入れたい場合
無彩色コーデや、落ち着いた配色のコーデに、カラフルな1色を足す。そうすることで、アクセントとなり、オシャレ感が増す。
※無彩色とは:白・黒・グレー系統に属する色みのない色

↑このくらい色をおさえると、統一感があり、洗練されたオシャレな雰囲気になりGOOD!
山と道ウェアでコーデを組んでみた




↑参考にいくつかコーデを組んでみました。
好き嫌いがあるとは思いますが、このくらいの色味に抑えておくと、配色がごちゃつかず、オシャレな雰囲気が演出できます。
モノトーンアイテム(白・黒)はどんなアイテムにも合わせやすいので、持っておくとかなり重宝しますよ。
2023年に発売された、5ポケットパンツのGlacier White(グレイシャーホワイト)は特にお気に入り!
登山で白パンツはめちゃくちゃカッコいいのでオススメです!
山と道のウェアは「着ている人が多すぎる=ダサい?」
言わずもがなですが、山と道のウェアは大人気。
こんな言い方をすると不快に思う方もいるかもしれませんが、着ている人が多いという事は「オシャレに興味がない人も着ている」ということも少なくないと思います。
有名なブランドになる
↓
オシャレに興味のない人に情報が入る
↓
流行りに乗っかって買う
オシャレにあまり興味がない人は、「服を着た時に自分をカッコよく見せる方法」を知りません。
なので、「山と道の製品を取り入れているけど、なんかダサい」みたいなことが起きてしまうわけです。
登山にオシャレを求めるなんてナンセンス!
そう言われれば、全くもってその通りなんですが、この記事をここまで読んでくれた人は「カッコよく見られたい」人なのではないかと思います。
山と道は「トレンドアイテム」から「定番アイテム」へ

ファッション界でも、「トレンドアイテム」から「定番アイテム」に変わったとたん、その製品は「オシャレなアイテムではなくなる」訳で。
「山と道」も例外ではありません。
僕は「山と道」の製品がすごく好きだし、カッコいいとは思いますが、着ている人が多く、人と被ることも多くなってきたのは、気になるところではあります。
着ている人が多いということは、「フレッシュ感」がなくなってきた証拠になります。
そうなると「着ている人が多い=定番アイテム」という方程式が成り立ちます。
なので、今後は「山と道を来ていればスゴくオシャレ!」ということはなくなり、定番の登山ウェアとして、新しく生まれ変わるのではないかと思っています。
山と道のウェアは着こなしが難しい

山と道のウェアは、着るだけでカッコよくなるような「魔法のアイテム」でも「チートアイテム」でもありません。
実際、山道ウェアの着こなしは難しく「本当にオシャレにカッコよく見せる」ためには工夫が必要であると、個人的には感じています。
どんなに高くてカッコいい洋服でも、着こなせいなければ、ダサダサです。
本来、おじさん世代がカンタンにカッコよく見せるなら、ノースフェイスのアルパインライトパンツを履くのが無難。
細身シルエットは履くだけでサマになるので着こなしがカンタン
しかし、おじさん世代(僕も含め)でも山道ウェアを着たい気持ちは、め〜っちゃ分かります!!!
おじさん世代が「山と道」をオシャレに着こなすコツ3選

おじさんでもオシャレに見える人は「こなれ感」を演出しています。
つまり、オシャレに見せるには、この「こなれ感」をうまく取り入れることがポイントなわけです。
そこで、今からできる「オシャレに見せるコツ」を3つ紹介していきます!
普段着でも活用できるテクニックなので、是非活用してみてください。
① 腕まくり
たとえば、「シャツ腕まくり」。
シャツの腕まくりは、まくり方によって、見え方はかなり変わります。
コツとしては、キレイに巻かないこと。

↑「こなれ感」を出すには、腕まくりをこのように綺麗に巻いてはダメ。

↑こんな感じで、適当にたくし上げるのがGOOD!
オススメのまくり方は「マスターロールという巻き方。
この腕まくりは、オシャレなイタリア人が好んでする手法。
腕まくり「マスターロール」のやり方
やり方はすごく簡単です。
- 一度、大きくガバッとまくる
- 下からもう一度まくる
- 最後にバランスの調整

↑一度、このように大きめにまくります。

↑そしたら、下からもう一度まくります。

↑最後にバランスを軽く整えて完成!
カッコよく見せるコツは「カフスを上部にチラッと見える」です。
キレイに巻いた方が、ずり落ちてこなくていいのは分かりますが、適当でいいんです、適当で。
適当に腕まくりをしている方が「こなれ感」は作りやすいから。
② パンツの裾の長さ
おじさん世代はとにかくスッキリ見せることが重要。
パンツの丈の長さは特に重要。

↑裾部分に生地だまりができていて野暮ったい感じ
僕みたいな低身長の人は、このように裾部分に生地が溜まりやすいので、「丈直し」か「折って調整」をしたほうが良いです。
オススメは「折って調整」。
丈直しはお金がかかるし、寒い時、生地が短いと辛いので・・・。

↑生地を少し折り返しただけで、足元がスッキリしたのがわかると思います。
オシャレなローカットシューズにする
シューズをハイカットやミドルカットの登山靴から、ローカットに変えるのもオススメ!
足元のボリュームがなくなるので、よりスタイリッシュに見せることはできます
シューズにワンクッション生地が乗るバランスがベター(生地を折り返す時は、小さい幅で折って調整する)
あまり短くしすぎるとバランスが悪くなるので、やりすぎ注意です!
③ 程よいゆとり
今のおじさん世代は「ジャストサイズがカッコいい」とされるファッションを経験してきた世代。
そのため、「カッコよく着る=ジャストサイズ」であるという、固定概念に囚われている人も少なくないと思います。
ですが、「山と道」のウェアはある程度ゆとりがあるものを選んだ方が、カッコよく着こなせすことができます。

↑たまにこんな風にシャツがパツパツになっている人を見かけます。
ザックを下ろしている時はよくても、ザックを背負って歩いていると、生地が後ろにだんだんと引っ張られていきます。
その結果、お腹の脂肪が強調された残念なシルエットになってしまうわけです。

↑ゆったりしたサイズだと、体型を隠すことができるので、シルエットもキレイ
僕は身長167cm、体重60kgなのですが、山と道のシャツはMサイズよりLサイズを着るようにしています。
ゆったりサイズは体型をごまかすことができるので、スタイルを良く見せることができる

↑ちなみに、妻は身長158cmでMサイズ(山と道のバンブーシャツ)を着ています。
いかがでしたでしょうか。
この3点に気をつけるだけで、「あれ、なんかいつもと違うね!」「オシャレになった?」なんて思われること間違いなしです!
山と道のプロダクト普段使いもできるハイブリッドギア
山と道のプロダクトは、オシャレで普段使いもできる超優秀なものばかり。
デザインはどれもスポーティーすぎないので、街に着ていっても違和感なく溶け込みます。なので、登山後、着替え不要で移動できる点も嬉しいポイント。
その分、お値段は高めですが・・・。
ですが、どの製品も満足度は高いものばかり!
他のULブランドからも「山と道」をオマージュしたような製品が出ていることが多く、「山と道」がオシャレなガレージブランドの第一線にいるということが伺えます。
これからも新しくどんなプロダクトが発売されるのか目が離せません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。