登山

【登山テント泊】サーマレストのクローズドマットレスに買い替えた4つの理由

こんにちはkonです。

みなさんはキャンプやテント泊で使用するスリーピングマット(パッド)は何をお使いですか?

僕はmont-bell(モンベル)の「U.L.コンフォートシステムアルパインパッド25」という軽量のスポンジが入った本体に空気を入れて使用するテント泊に適したマットを使用していました。

すごく快適ではあったんですが、先日の燕岳テント泊で少し不便に思ったことがあったのでTHERMAREST(サーマレスト)のクローズドセルマットレス(Zライトソル)に買い替えることにしました。

本記事を読むことで最適なスリーピングマットを選ぶためのヒントが得られます

※本記事は雪山での想定はしていませんのでご注意ください。

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サーマレストのクローズドセルマットレスに買い替えた理由

初めにそれぞれの商品を簡単に紹介します。

ざっと、それぞれの特徴を書きましたが、どちらもかなり優秀なマットです。

じゃ、何で買い替えたの?って思うかもしれませんが、僕のスタイルには、サーマレストのクローズドセルマットがしっくりきました

サーマレストクローズドセルの特徴
  • マットの上で滑りにくい
  • 使用時・片付けの準備が楽
  • ザックに外付けなのでザック内の容量が空く
  • パンクするリスクがない

クローズドセルマットレスは滑りにくい

モンベルの「U.L.コンフォートシステムアルパインパッド25」からサーマレストのクローズドセルマットレスに買い替えた一番の理由は「滑りにくい」ってことです。

滑りにくい・・・?

なんのこと?って思うと思いますが、モンベルのアルパインパッドは、サラサラした生地のため、傾いた場所で使う場合、滑って行動がしずらいんですよね。

たとえば、テントの中で使う時とか。

少しでも傾斜がある場所にテントを設営しようものなら、重力に従って、下の方へ体がズルズルと滑っていってしまうんです。

特に寝袋に入っている時は滑ります。

買い替えた、サーマレストのクローズドセルは、表面が凹凸になっているためか、滑りにくく、テント内で快適に過ごせるようになりました!

クローズドセルマットレスは準備が簡単

クローズドセルマットレスは準備がめちゃくちゃ楽!

モンベルのアルパインパッド25に限らず、エアパッドは使う時には空気を入れ、片付ける時には空気を抜かなくてはいけません。

登山で使用する場合、歩き疲れた体でテント設営をするわけなので、空気を入れるのって、結構めんどうなんですよね。

一方、クローズドセルマトレスなら、パッと広げて完了なので、楽ちん!

撤収の場合も畳むだけ。

面倒くさがりな僕にとって、これはすごいメリットです!

ザック内の容量が空く

登山では「荷物の外付け」は引っかるリスクがあるので推奨はされていません。

ですが、テント泊の場合、ザックの容量にもよりますが、荷物でパンパンってこともありえますよね。

クローズドセルマットレスはザックに外付けするのが一般的。

なので、その分、ザック内の容量が空くわけです。

たとえば、モンベルのアルパインパッド分が空くとすれば、大体ですが、ザック内にBOXティッシュ3箱分くらいの空きができるイメージです。

それだけ空ができればザック内にかなり余裕ができますので、好きなお菓子やお酒を持って行くこともできちゃいます^^

パンクリスクがない

エアパッドにはパンクリスクが伴います。

これは、空気を入れるマットである以上、避けることはできません。

万が一、パンクしてしまった場合、快適に寝ることもできませんし、最悪の場合、底冷えから、体調を崩してしまうことも考えられます。

パンクなど、余程のことがない限りしないとは思いますが、「100%パンクリスクがないマットレス」という安心感は大きいです。

クローズドセルマットレスのデメリット

「ザックに外付けした場合の引っかかり」が最大のリスクです。

実際に外付けして登山をすると、何かとぶつけたり、擦ったりします。

何かに引っ掛けて、転倒してしまった場合、大けがにつながってしまうことも考えられます。

それが故に、マットレスを外付けすることは、大きなリスクであることは間違いありません。マットレスを外付けしてする際は十分に注意して行動しましょう。

それぞれのマットの比較

モンベルの「U.L.コンフォートシステムアルパインパッド25」とサーマレストのクローズドセルマットレス(Zライトソル)の比較をしてみました。

mont-bell
U.L.コンフォートシステム アルパインパッド25
サイズ:長さ1800×幅500×25mm
重量:664g
収納サイズ:直径160×300mm
価格:10,450円(税込)

THERMAREST
クローズドセルマットレス(Zライトソル)
サイズ:長さ1830×幅510×20mm
重量:410g
収納サイズ:510×100×140mm
価格:6,820円(税込)

モンベルのアルパインパッドとサーマレストのクローズドセルマットレスの比較

サイズ感に関してはほぼ同じ大きさです。

軽さに関してはサーマレストのクローズドセルマットレスの方が254g軽い。サトウのごはんが1パック200gなので、その分が「U.L.コンフォートシステム アルパインパッド25」より軽いって感じです。

値段に関しては、クローズドセルマットレスの方がかなり安いです。

モンベルの「U.L.コンフォートシステム アルパインパッド25」は空気を入れるために別売りのポンプバッグが必要になります。

ポンプバッグの値段は3,520円(税込)。なので「U.L.コンフォートシステム アルパインパッド25」を一式揃えようとするとクローズドセルマットレスとの差額は7,000円以上になります。

価格差は結構おおきいですね!

まとめ

今回は僕の経験則からスリーピングパッドについて書いていきました。

テント泊で睡眠がしっかりとれないと体力低下はもちろん、注意力の低下により事故や遭難などを起こしてしまい可能性が高まります。

睡眠の質を高めるためにも自分にあったスリーピングパッドを選ぶことはめちゃくちゃ大事です!

個人的にはサーマレストのクローズドセルマットレスはかなりオススメです。

それでは、良き山行を!

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趣味が登山の健康マニア。天気がいい週末は大体どっかの山にいます。オシャレが好き、キレイ好き、だけどズボラな40代会社員