こんにちは、konです。
先日、ついに登山靴を買い替えました。
購入した登山靴はモンベルのアルパインクルーザー2000。
これまでは、スカルパ(SCARPA)やMAMMUT(マムート)などの海外ブランドの登山靴を使っていましたが、いろいろ悩んだ結果、モンベルのアルパインクルーザー2000を採用することにしました!
本記事では「モンベルの登山靴を選んだ理由」と「使用した感想」を書いています。
個人的にかなり評価の高い登山靴なので、登山靴の購入検討をしている方にはとっては参考になる内容かと思います。
「モンベル」の登山靴を選んだ理由

初めに、「モンベル」の登山靴を選んだ理由をお伝えします。
先に結論ですが、「下山時にいつも小指が痛くなっていたから」です。
「それって靴のサイズが合ってなかったからなんじゃないの?」って思いますよね。
しかし、直近で履いていたマムートの登山靴は、1サイズ大きめ。
それでいて、つま先部分には少しゆとりがあり、靴の中では、先端につま先が当たることがないのでサイズは自体は合ってはいるんです。(※下山時、靴の先端につま先が当たるサイズだと、爪を痛めて内出血を起こす恐れがあるので注意です)
では、なぜ小指は痛くなってし待っていたのかというと「海外ブランドの登山靴は先端部分が細いものが多いため」です。
もちろん、全てと言うわけではないと思いますが、登山ショップの店員さんはそのように説明される方が多いです。
実際に海外ブランドの登山靴を履いてきた、僕自身もそう思います。
海外ブランドの登山靴が細みに作られている理由は、欧米人が日本人より足の形がスマートだからです。

とても分かりやすい説明がありましたので、画像を引用させていただきました。
上記の画像は「赤の波線が日本人の足」「黒の罫線が欧米人の足」。
もちろん個人差はありますが、一般的にはこのくらい違うといわれています。
つまり、日本人の足は幅広で甲高なので海外ブランドの登山靴が合わない人が多いという事になります。
登山靴は結構高価なものなので、一度買ったら4、5年履く方が多いと思います。
もしかしたら僕と同じように、海外ブランドの登山靴を履いていて、指が窮屈に感じたり、小指が痛くなったりする場合、海外ブランドの登山靴が合っていないだけかもしれません。
下記の写真をご覧ください。

左が新しく購入したモンベル(日本製)の登山靴で、右が買い替えるまで履いていたマムート(スイス製)の登山靴です。
靴の先端部分に注目していただいきたいのです。
靴のサイズ自体は共に26cmですが、左の登山靴(モンベル)の方が幅広であるのがお分かりいただけるかと思います。
実際に靴の中に足を入れると全然違います!
モンベルの登山靴は「幅広・甲高な日本人の足に合うように作られている」とモンベルのスタッフさんが言っていました。
さすが日本の誇り高き登山ブランドのモンベル!
このような理由から、日本ブランドの登山靴(mont-bell)に買い替えることにしました
次に、買い替えたアルパインクルーザー2000の正直な感想をお伝えしていきます。
アルパインクルーザー2000を使用した正直な感想

新しく購入したアルパインクルーザー2000を履いて、試しに三重県の鎌ヶ岳に行ってきました。
実際に試してみてどうだったかというと「アルパインクルーザー2000は素晴らしい登山靴」というのが正直な感想です。
登りやすいし、下山時の足の指の痛み・窮屈さも見事に解消されました!
いつもなら1000mくらいの山でも、下山時に小指に違和感を感じるのですが、今回、そのようなことは全くありませんでした。
モンベルスゲーって感じです!
モンベルのアルパインクルーザーにはいろいろ種類があり、アルパインクルーザー2000の他には、アルパインクルーザー3000、2800、2500、2300があります。
たくさん種類があって迷ってしまうかもしれませんが、雪山に行かないのであればアルパインクルーザー2000で十分です。
もし、雪山も行くような方であれば、行く山によってアルパインクルーザー3000、2800、2500、2300のいずれかを選択すれば良いと思います。
アルパインクルーザー2000のオススメポイント

- 幅広(ワイド)サイズがある
- ヌバックレザー×ゴアテックス
- デザインがかっこいい!
- ソールの張り替えが可能
- コスパ最強
幅広(ワイド)サイズがある
アルパインシリーズには幅広(ワイド)サイズというものが存在するんです。
実は、僕が購入した一番の決め手がコレです!
ワイドサイズとは、その名の通り「幅広サイズ」で、靴の幅が少し広めに作られているので、足幅が広い人にピッタリな登山靴。
僕は、レギュラータイプとワイドサイズを両方試着したところ、ワイドサイズがしっくりきたので、そちらを購入することにしました。
こういう細やかな配慮は嬉しいですよね!
ヌバックレザー × ゴアテックス
靴の表面(アッパー)はヌバックレザーが採用されています。
そのため一般的な登山靴によくあるメッシュタイプのものよりも、高級感を感じることができます。
革が使われていることにより長く使用すると段々と馴染んでより履きやすくなるそうです
後は、当然の如くゴアテックスなので防水面も完璧!
ヌバックレザーとゴアテックスを使っているなんて本当に贅沢です!
デザインがカッコいい
僕の主観ではありますが、モンベルのデザインは比較的地味なものが多いように感じています。
一方、海外ブランドのスポルティバやノースフェイスなどは、色使いもオシャレでカッコいいものが多いです。
しかし、モンベルのアルパインクルーザー2000のデザインは、負けず劣らずで本当にかっこいいです!
無駄なものが削ぎ落とされていて、洗礼されたデザインって感じで大好きです!
色使いこそ地味ですが、男のこだわりアイテムって感じでシビれます!
ソールの張り替えが可能
登山靴のソールは、登山頻度や使い方により変わってきますが、5年前後が買い替えの目安になるといわれています。
これは使用の有無に関わらずです。
登山靴には寿命があります。登山靴のソールは、ゴムやポリウレタンなどを接着し、構成されています。これらの素材は使用の有無にかかわらず、時間の経過により経年劣化を起こします。劣化が進むとゴムの破壊やソールの剥がれが起こります。製造後の耐用年数は保管状況等によっても異なりますが、約5年程度とされています。長年履いていない登山靴を取り出してみたら、意外に綺麗だったからといってそのまま登山に使うことは絶対に避けてください。ソールの剥がれなど、現場でトラブルに見舞われる可能性が高いです。
引用元:mont-belll 公式HP メンテナンス情報より
革製品は長く使用すると、味が出て愛着も湧くのでソール張り替えで再度使用できるのはめちゃくちゃ嬉しいです!
ソール張り替えの料金は、2021年7月現在で「アルパインクルーザー2000」の場合で8,300円(税込)。
靴の状態によってはランドラバーの交換作業費の2,200円(税込)が別途必要になるそうです。
コスパ最強
アルパインクルーザー2000はコストパフォーマンス最強!
だって、これらのすばらしい要素が詰め込まれているのに関わらず靴の値段は29,480円(税込)。
海外ブランドでは真似できない価格設定だと思います。
モンベルさんに感謝です!
以上が、モンベルアルパインクルーザー2000のレビュー記事になります。少しでも参考になっていただけましたら嬉しく思います。
最後に、登山靴を洗うときは、使わなくなった歯ブラシを使うといいですよ。凹凸のある場所も洗いやすいのでオススメです!
洗った後は、防水スプレーで仕上げましょう!
そうすることで、登山靴の撥水機能が高まるだけではなく、靴自体が汚れにくくなります。
僕のオススメは「SRスプレー」という商品です。
SRスプレーは、モンベルで売っている商品なのですが、靴に使う防水スプレーならこれで間違いありません。
水も汚れもしっかりガードしてくれます!
今回は以上になります。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。