生活

【失敗できない家づくり】2回家を建てたからこそ分かることを伝えます

こんにちはkonです。

今回は家に関する記事になります。

ちなみに僕は、わけあって家を建てるのが2回目になります。

込み入った理由があるわけではなく、両親が実家を建て直すということで、二世帯住宅を建てて一緒に住もうかということになった訳です。

本記事を読むことで、「便利で快適に過ごすための家づくり」の参考になると思います!

1回で理想の家は建たない?

正直なところ、理想の家にするには、1回家を建てただけでは難しいと思います。

なぜなら、図面上、もしくは想像上だけでは、わからないことが多すぎるからです。

つまり、実際に住んでみないと、良いも、悪いもわからないってことです。

僕は2回目の家を建てるにあたり、前の家で住みにくかった所を全てリストアップしてから、ハウスメーカーと打合せにのぞみました。

正直、「今度の家は完璧な作りになるだろう!」と思っていたのですが、それでも不満点はいくつかありました。

家づくりって本当に難しい・・・

家は3回建ててこそ、満足した家ができるとは言いますが、本当にその通りだなと思います。

しかし、現実的に3回も家を建てることって、かなり難易度が高いと思いませんか?

なので、今回は僕の実体験から「家づくりに役立つ情報」をいくつかお伝えしていきたいと思います。

あくまで個人的主観にはなってしまいますが、興味のある方は読んでいってください。

ベランダと室内の間にある「またぎ」は低い方がよい

はじめに「またぎ」とは「部屋とベランダの間にある段差」のことです。

上記写真は我が家のまたぎです。

結構高さがあるので、ベランダへのアクセスの際、大きくまたぐ必要があります。

友人宅は「またぎ」が低く設計されており、ベランダへのアクセスにまたぐという動作がないので、ストレスなく移動することができるんです。

「またぎ」を低くしなかったことは、今でも後悔しています・・・。

では、ベランダと室内の間にある「またぎ」の高さの理想はというと、「段差なし」が答えになります。

つまり、フラットな状態です。

ですが、フラットを希望する場合、家の構造上できない場合があるみたいです。

「またぎ」の高さを低くするためには、何かしらの条件があるものの、低くする方法はあるようです。なので、打合せの際に「またぎの高さを低くすることができますか?」という風に確認してみるのが良いと思います。

「またぎ」を低くするメリット
  • 洗濯物が運びやすい・干しやすい
  • 足を引っ掛ける危険性がなくなる
  • ベランダで食事をする際、運びやすい
「またぎ」を低くするデメリット
  • 雨の跳ね返りが家の中に入りやすい
  • 砂埃などが家の中に入りやすい

「またぎ」を低くするメリット・デメリットはこんな感じです。「またぎ」を低くするメリットの方がデカすぎてデメリットがかすんでしまいますね。

実際、窓を開けていれば、砂埃は少なからず入ってしまいますからね。

もし、これらのデメリットが気になるようであれば、「またぎ」に関しては高い方がよいでしょう。

ベランダの奥行きは広い方が良い

みなさん、ベランダの奥行きを気にしていますか?

快適に過ごすためには、ベランダの幅より、奥行きに気を配るべきなんです。

これは僕の経験上、間違いありません。

一般的なベランダの奥行きは0.9m~1.2mだと言われています

この奥行きで十分でしょ、という方もいるかと思いますが、ベランダの奥行きが広いと何かと便利なんですよね。

一般的なベランダの奥行きはあくまで洗濯物を干すことが目的のサイズ。なので、ベランダで家庭菜園をしたり、椅子を置いてくつろいだりする方には適していません。

それに洗濯物も奥行きがあった方がラクに干すことができます。

ちなみに僕の家のベランダは奥行きが1.6mあります。このベランダの奥行きにはかなりこだわりました。

今の家では「洗濯物が干しやすい!」と妻も喜んでいます。

家を建てる際は、「ベランダの奥行き」には是非ともこだわってみてください。

奥行きのあるベランダはライフスタイルが大きく変わる場所になるかもしれません。

シンボルツリーなど、屋外の植物は不要

僕の1回目の家には、玄関前にシンボルツリーがあり、庭にも木がいくつかありました。

家の外に木があると外観のアクセントとなり、雰囲気がオシャレになります。カフェのような外観って憧れますよね。

ですが、庭木があることで何かしらの手入れが必要になります。

手入れをしないと形はくずれ、伸び放題でもっさりしてしまいます。(成長の遅い木もあります)

人間の髪の毛と同じで、手入れは必須です。

庭木の最低限の手入れ
  • 枝の剪定
  • 落ち葉の掃除
  • 虫がいないかチェック

中には、落ち葉の少ない木であったり、虫が付きにくい木などもありますが、絶対ではありません。

前の家にあった木は、虫が付きにくい木であったにも関わらず毛虫がいたり、奥の方にある木では、鳥が巣を作りかけていた場所すらありました・・・。クモの巣なんかもよく張られます。

そういった経験から、2回目の家では木は絶対に植えないと心に誓ったわけです。

今は、庭木のない生活を送っていますが、手入れ不要ですごく快適です。

もし家に木を植えたいと考えているのであれば、その先のこともしっかりイメージをしておかないと後悔することになりかねません。

ダウンライトを安易に設置するのはやめるべき

ダウンライトはやめるべき!みたいな見出しですが、ダウンライトを反対しているわけではありません。

むしろ、ダウンライトを使えば天井がスッキリして、オシャレな雰囲気になるので上手く取り入れるべきです。

では、なぜ「ダウンライトを安易に設置するのはやめるべき」といっているのかというと、使い方によっては「部屋が暗くなる」「眩しい」などの問題に直面するからです。

天井にポコッと取り付ける定番のシーリングライトであれば、そのような心配はあまりしなくても良いのですが、ダウンライトを取り入れる場合は、「取り付ける場所」と「取り付ける数」には十分気を付ける必要があります。

今、住んでいる家ではダウンライトが眩しすぎたので自分で目隠し作り、眩しさ対策をした部屋まであります。

なので、照明計画の際は照明担当の方と綿密に話し合い、ベストな方法で決めていきましょう。

ダウンライトを取り入れたい方は、過去の記事も是非ご覧ください。(下のリンクから飛んでください)

玄関はなるべく広い方が良い(生活が楽になる)

玄関はある程度、広くしておいた方が何かと便利です。

僕の玄関は、自転車を1台入れて、更に傘を広げて乾かすことができるくらいの広さがあります。

その分、部屋の大きさは削りましたけどね。

玄関を広くしてからは毎日快適に過ごすことができています。

圧迫感のない玄関というのは気持ちいいですよ!

僕の趣味はアウトドア(登山やキャンプ)なので、汚れたものをそのまま玄関に保管できるというのも嬉しい点です。

洗面台の鏡は「幅広サイズ」が良い

みなさん、洗面台の鏡の取り合いになって経験はありませんか?

僕は、妻と朝の準備時間が重なるため、前の家では鏡の取り合いになっていました。

朝は何かと忙しいので、2回目の家ではこの問題を必ず解決しようと心に決めていました。

簡単に問題を解決するためには2つ洗面台を作ればよいのですが、スペースや予算の問題でそうもいきません。

なので、それを解決するために

洗面台に2人立てる大きさの鏡を採用しました!

↑その鏡がこちらです(上記写真)

これは本当に採用してよかった。

前は、毎日鏡の取り合いでしたが、今は、二人並んでのんびりと準備ができるようになりました。

鏡の裏は全て収納できるようになっているので、洗面台が散らかることもなくなります。

もし、洗面台の取り合いで困っているようであれば、幅広の鏡がその悩みを解決してくれることでしょう!

コンセントは多めに付けるべし

コンセントの「位置と数」を甘く見てはいけません。

快適に生活するためには超重要事項です。

しかし、コンセントの位置と数を完璧に決めることはかなり難しいんですよね。

なぜなら、実際に住んでみないと分からないからです。

仮に、いくら想像力を働かせて決めたとしても、実際に家具を入れて住んでみたら、「もう少しこっちの方がよかったなぁ」とか「ここにコンセントがあったら便利だったなぁ」ってことになりがちです。

というか、今住んでいる家もコンセントに関しては、正直やり直したいくらいです。

こればっかりは本当に生活してみないとわからないし、部屋の模様替えをしようものなら、考えて決めたコンセントの位置も全てリセットということになってしまいます。

なので、このようなリスクに対応するために、実際に必要な数よりも、少し多めにコンセントを付けておく方が良い思います。

特にテレビの置く位置などを変えることがある方は、テレビ用コンセントの増設も考えておくと、スムーズに部屋の模様替えが行えるようになります。

「備え付け収納」だけで完結できるのが理想

僕が前の家で経験したことなのですが、「収納棚の後置き問題」です。

これに関しては賛否あるかもしれませんが、僕の場合、収納棚は出来るかぎり後から置くという事は避けるべきだと考えています。

収納棚を後から置くリスク
  • 部屋が狭く感じる
  • 地震で倒れるリスク
  • 部屋の雰囲気が壊れる

収納棚を後置きすると部屋が窮屈に感じてしまうんですよね。

実際、備え付け収納を作る場合についても、部屋のサイズを小さくして作るわけですが、備え付け収納の場合は壁がスッキリする分、収納棚を後置きした時に比べて、部屋がごちゃごちゃして狭く見えることがなくなります。

あと、収納棚の後置きは地震で棚が倒れるリスクがあるということでしょうか。

日本は地震の多い国なので、そういったリスクも排除しておきたいですね。

あと、備え付け収納の便利な使い方ですが、部屋にあるものを一時的に隠すなんてこともできるので、誰かが急に来るみたいな状況にも対応することができます。

収納は僕の経験上、「こんなに収納いらないよなぁ~」くらいの多さが意外と丁度良かったりします。

大は小を兼ねるという言葉があるくらいなので、迷ったら収納は多めにしておきましょう。

ウォークインクローゼットはあると便利

ウォークインクローゼットはスペースが取れるのであれば作っておくと便利に生活できます。

ウォークインクローゼットのメリット
  • 服を一部屋(ひとへや)で管理できる
  • 探し物がしやすい
  • 着替えが楽

ウォークインクローゼットがあると、「服の管理と着替え」が楽になります。

ただし、ウォークインクローゼットは狭い空間にたくさんの洋服があるため、匂いが溜まりやすい場所になります。なので、換気のために小さな窓は作っておいた方がいいですね。

あと、カラダ全体が映る鏡を奥の壁に作っておくことをオススメします。

そうすると、その部屋で全ての着替えが完結します。

玄関・トイレの照明は人感センサーにすると便利

僕は、よく電気の消し忘れをします。

主に消し忘れる場所は「玄関・トイレ・お風呂」。

なので、2回目に建てる家は、「玄関の中」と「お風呂」に人感センサーを採用することにしました。(人感センサーとは、人が通ると反応する装置)

照明に人感センサーを使うメリット
  • スイッチを押す手間がなくなる
  • 荷物が多い時に便利
  • 消し忘れがなくなる(節電につながる)

特に、玄関の中に人感センサーの照明をつけたことはよかったです。

買い物で両手がふさがった時に照明のスイッチを押すのって結構大変ですからね。

快適な生活を目指すのであれば、人感センサーの照明をうまく取り入れるのも手だと思います。

人感センサーのデメリットを上げるとするならば、トイレで長い時間動かないでいると、照明が消えてしまうことでしょうか。

その場合、少し動けば人感センサーが反応して照明はすぐにつくので、実際、そこまで不便に感じたことはありませんけどね。

今回は以上です。

これから家を建てられるの参考になれば幸いです。

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趣味が登山の健康マニア。天気がいい週末は大体どっかの山にいます。オシャレが好き、キレイ好き、だけどズボラな40代会社員